年長 花育

本日は土居有紀美先生をお招きし、花育を行って頂きました。

前日、子どもたちには「たくさんお花を持って来ていただいてみんなでお花を生けて作品を作りますよ。」とお話をしました。すると子どもたちは、「きゃー!たくさんのお花を見られるの楽しみ!」と大喜び。

土居先生のお話も真剣な表情で聞いていました。

まずは「はないくってなあに?」というお話から始まりました。「いく」という言葉は「育てる」という意味で、お花を五感を使って観察し、作品作りを通して、子どもたちの「こころ」を育てることが「花育」だそうです。

一種類ずつ、触ったり、匂ってみたり、耳にあてて聞いてみたり。そしてじーっと観察して、それぞれのお花の特徴を考えたりしました。

一つ一つにおいも形も違っていましたね。耳に当てると、いろいろな声が聞こえたようで「ありがとう。」や「こんにちは。」「ふ~ん」って言ってる。と、こどもたちは感じたことを発表してくれました。

葉っぱや茎の形もすべて違っていて、どの発見も子どもたちにとって、新鮮な様子でした。

さて、作品作りでは、それぞれ「どんなふうにしようかなあ。」と真剣に考え、お友達と楽しく会話しながら進めていきました。

出来上がった作品をみんなで見合い、本日の花育は終了しました。

始まる前も子どもたちの表情はワクワクで笑顔でしたが、終わった後は、もっとにこにこと輝いていました。

お家に持ち帰った作品もお世話して、こころをピカピカに育てていって下さいね。

土居先生、本日はお忙しい中ご講演下さり、ありがとうございました。卒園を間近に控えた子どもたちは、期待もありつつ、不安も感じていることと思います。そのような中、たくさんの綺麗なお花に触れる機会を作ってくださり、子どもたちの表情もとても生き生きと輝いておりました。

また、お忙しい中、お越しくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

 

 

この投稿は 2021年3月9日 火曜日 5:52 PM に 今日の園の様子 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 コメントを残すか、ご自分のサイトからトラックバックすることができます。

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